霧島神宮で挙げる神婚式
神々の鼓動を感じたい
霧島神宮の新しい結婚式プラン「神婚式」
この広い日本列島で結婚式を挙げるならどこがいい?
私なら天孫降臨の地である霧島を選ぶだろう。
天孫降臨の神話では、天の神ウズメノミコトと、地の神サルタヒコとの出会いが記されている。後に夫婦となる二人の神の対面は、日本で最初の男女の出会いともいわれている。
その出会いを経て、天孫ニニギノミコトがサルタヒコに道案内させて降り立った場所が 高千穂峰だ。その高千穂の峰の中腹にあった神社が「霧島神宮」。 度重なる噴火によって高千穂河原、さらに麓の現在の場所まで 下ってきた。かつては霧島連山全体が霧島神宮の領地であった。
噴火での消失を避けるためにご神体を神輿にのせて担いで山を下 りる途中、突然神輿が重くなり動かなくなり、これはおかしいと 思った村人達が、それを神のお告げであるとし辺りを散策すると、 急斜面ばかりの土地に3段の平らな平地が見つかったという。 そこに現在の霧島神宮が建てられている。
そんな神秘的な場所での神婚式では、神々に到着を告げる参進の儀と、神楽殿で式を終えたお二人の事始めに際し、道拓きの神サルタヒコが門出を祝いつつ、先導をする天孫降臨の儀を行う。
霧島市無形文化財に指定されている九面太鼓の笛と太鼓が周りの空気を引き締め、神々の前での儀式をより荘厳な雰囲気にさせる。
新郎新婦が静寂の中石段を上り、式場である「神楽殿」へ向かう
神々へ到着を告げる参進がはじまる
太鼓と笛に導かれながら荘厳な雰囲気で境内を進む
参道を登りきり、一呼吸置いて、神楽殿へ
神聖な巫女達の舞
天孫降臨の儀
天と地が愛し合う場所で
日本神話に彩られた厳かな晴れ舞台での感動が深く心に刻まれる。
神婚式
問い合わせ先
霧島再生プロジェクト代表脇元敬
0995-78-2406
text by 東花行