Iju blog 「全てはここにある。」
Hanayuki Higashi Art Director & Photographer for Amatsuchi
2014.8.25 [霧島のお茶とよかもん / きりん商店発見!!]
ウチから霧島へ車を走らせると、ちょうど牧園郵便局の300mほど手前に日本家屋をリノベーションしたおしゃれな建物がある。以前から氣になっていたところだ。屋根の下辺りに「き」とひらがなで書いてあり、このあたりの店構えにしちゃあ、ひと味違うねえ!なんて話していて、いつか入りたいと思っていた。外の柵から覗いてみると「霧島のお茶とよかもん」と、いい感じに色落ちした日よけ暖簾に書いてあった。さっそく入ってみた。
(氣の良い空間に、センスの良いパッケージで包まれた霧島の地のものが並んでいる)
きりん商店の「きりん」は『きりんまんよかもん(霧島のよかもん)』を省略したものらしい。その名をつけた店のご夫婦は、昨年の9月に福岡から移住して来た。もともとは奥さんのご実家が牧園で製茶を昭和29年から営んでおり(西製茶工場)、無農薬の霧島茶と彼らの目に留まった「きりんまんよかもん」を今年6月のオープンから販売している。
ご夫婦共にもともとグラフィックデザイナーで、店構えや商品のパッケージなどのセンスがいいのがうなずける。お茶のなどのしっかりめのデザインは旦那さんで、飴などのかわいいのは奥さんのデザインらしい。お茶や食品の他にもオリジナルのTシャツや折り紙、包装紙などもあり、かなりそそられる。
実はあまつち編集部としては特記しておかないといけないことがある。店の奥にちょこんと座っている「田の神さあ」のことだ。売り物では存在しないと思っていたが、実は宮崎県えびの市の「えびの焼き」として田の神さあをモチーフにした焼き物がつくられていたのだ!!
そして、鹿児島に伝わる台所の神様「おっのこんぼ」も!
うーん。。とりあえず一式欲しくなってしまった。。
お店も氣持ちがいいし、置いてあるものも素敵。
こんな店がもっと霧島に増えていくことを願う、今日このごろでございます。
住所 : 〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田1424-2
電話 : 0995-76-1355
時間 : 10:00 – 17:00(18時頃までやってるときもあるらしい)
定休 : 火、水、木
kirinsyouten.com
peace☆
text by Hanayuki Higashi