山に登ると所々に、ガーデナーが植えたのではないか?というような、自生したとは思えないおもしろい生え方をした植物が存在する。その植物は人間が手を加えたわけではなく、ただそこに勝手に生えてきているだけなのだが、もしかしたら名高い庭師がつくった庭園よりすばらしい物なのかもしれない。私はここを神が創った庭と呼ぶことにした。
名前 : シッポゴケの一種
このような球体で枝につくのはとても珍しい。水分やその他、育成するための条件が揃っていたのかもしれない。
text by 東 花行 / Hanayuki Higashi