この田の神は奥一美氏の個人所有である。氏の曾祖父奥林四郎さんが京町の春日という石工に頼んで作ったもので米1俵と交換したという。コンクリートの祠は父奥国忠氏が昭和35年8月27日に造ったという。田の神祭は曾祖父の時代には春日石工を招いて、年に一度の祭りをしていたが曾祖父没後はしていない。種モミの蒔き上げ時に、焼酎、餅など、サノボリに早苗、花香などを供える。