榎田 牧之原地区
タイプ:農民型 祠:木造瓦屋根(若宮神社内)型
場所:牧之原公民館(屋外)
この田の神は地元の柳田重治氏が個人でつくり一人占めするのは良くないとのことで牧之原地区に寄贈されたものである。元は各戸を廻って1年ずつ置かれた。祭り主は殆ど抽選で決めたが希望があるときはそこに決めた。田の神が行かれてた所はよく米が出来たと言われた。祭りのご馳走は、吸い物、小皿、なます、鶏などで座主が負担してくれ、踊る人はヘグロをつけてその上に白粉を塗って踊ったり、蓑笠をつけて馬耕鞍を据え、馬耕の真似事をして見ている人に後からヘグロをつけられた。そして、次の座元には笛を吹いて送り、迎える人は袴を着てくることになっていた。